
ゴキブリムエンダーを使ってみたので正直な感想をレビューします!
先日、家に返ってきて部屋の電気をつけたら、窓際の壁にめっちゃでかいクロゴキブリがとまってるじゃないですか。
私は退治するまで寝れないくらいゴキブリが大嫌いなので、普段通り凍結タイプのスプレーでやっつけようとしたのですが・・・
エアコンの裏側に逃げ込まれてしまったんです。
(場所が悪かった)
そうなると、気が気ではありません。
そこから、1時間ほどエアコン周辺を注視していたら、油断したクロゴキブリが出てきたので「今度こそ!」とスプレーをシューーーーっとかけたのですが、今度はスプレーがなくなってしまって、またもやエアコンの後ろに逃げられてしまいました(汗
そして、その後数時間経ってもゴキブリは出てこなくなってしまったんです・・・
実は、これ最悪なんですよね。
退治しなかったゴキブリがタマゴを産むと部屋の中にゴキブリの赤ちゃんが大量発生するので、気がついたらゴキブリ屋敷になってしまうかもしれません。
そこで、慌ててゴキブリムエンダー(をドラッグストアで買ってきて使用したというわけです。
この記事では、ゴキブリムエンダーを実際に使ったときの様子はもちろん、どこで売っているのか、最安値はどこか、使うときの注意点(人体やペットへの影響)、成分まで徹底解説しますので、全部を読んでもいいですし、目次を見て気になるところだけ読んで頂いてもOKです!
それでは、参考にどうぞ。
もくじ
ゴキブリムエンダーの価格
実際にゴキブリムエンダーを購入してきました!
本来であれば、Amazonや楽天で購入するのですが、今回はクロゴキブリが既に出現してしまっている緊急事態なので、近所のお店を必死に回ったというわけです。
ただ、ホームセンターやディスカウントストアの棚には無く、3件目のドラッグストアで1669円でやっと購入することができました。
ちなみに、2020年7月6日現在のゴキブリムエンダーの価格比較表を作っておきましたので、どこに売っているか、最安値はどこかを探す際の参考にしてください!
店舗名 | 金額 |
Amazon | 1128円+配送料(650円) |
楽天 | 1322+配送料(650円) |
ウエルシア | 取り扱い無し(WEB検索結果) |
アスクル | 1911円 |
価格ドットコム | 1408円+(配送料550円) |
カインズ | 1738円 |
コーナン | 1790円 |
スギ薬局 | 1870円 |
マツキヨ | 取り扱いなし(WEB検索結果) |
ヨドバシ | 1760円 |
ドンキ・ホーテ | 取り扱いなし(WEB検索結果) |
ビッグカメラ | 1760円 |
※ 価格は全て税込み価格です
※ 価格は時期によって変動する可能性があります
上記の中で最安値はカインズの1738円でしたが、私が購入したドラッグストアクリエイトが2020年7月15日までたまたま期間限定値下げをしていたようで更に安く購入できてラッキーでした♪(コスパ人としては嬉しいです)
これは、一般的なマウスとの大きさ比較なのですが、写真を見て分かる通り本体はめっちゃ小さいです。
ゴキブリに直接噴射するタイプのスプレーの3回りくらい小さいので高く感じますよね(笑)
もちろん、ゴキブリを撃退してくれたら大きさなんて気にしませんが、実際に手に取ると「ちっさ!」って思うこと間違いなしです。
キャップを外すと、噴射するノズルが斜め上を向いているのが分かります。
ゴキブリムエンダは「斜め上に噴射する」のが正しい使い方なので、最初からこうなっているんでしょうね!
ゴキブリムエンダーの安全性や注意点
ゴキブリが死ぬくらいですから、「人体への悪影響は?」「赤ちゃんは大丈夫?」「ペットOKなの?」と心配な方も多いと思います。
そこで、ゴキブリムエンダーの安全性や注意点などを分かりやすくまとめてみました!
ゴキブリムエンダーの成分
ゴキブリムエンダーに入っている成分は以下の通りです。
- ピレスロイド
- 香料
- エタノール
- LPG
ゴキブリに効く成分は一番上のピレスロイドで、KINCHOのHPにはこのように記載されています。
ゴキブリムエンダーには、「フェノトリン」や「メトフルトリン」というピレスロイド系の成分を使用しています。
ピレスロイドは、害虫には少量で良く効き、速い効果を示しますが、私たち人間を含む哺乳類は、万が一ピレスロイドが体内に入ってしまっても速やかに分解する酵素を持ち、短時間で体外に排出されてしまうので、安全性が高いといえます。
またゴキブリムエンダーは、当社独自の設計により、有効成分がお部屋のスキマなどにすばやくいきわたり、いつまでも空間に漂うことがありません。
吸入のリスクにも配慮した設計になっています。
実際に使ってみた感想ですが、散布して30分後でも臭いは残っていましたが気持ちが悪くなるというようなことはありませんでした。
KINCHOのHPにあるように、体内に入っても分解する酵素を持っている人間に関しては安全なようです。
あと、エタノールやLPGが入っていますので火気厳禁です。
気をつけましょう。
注意点
では、大人ではなく「子供」や「赤ちゃん」、犬・ネコなどのペット、魚や昆虫類などはどうなのでしょうか?
KINCHOのHPを参考にまとめてみました。
- 赤ちゃんや子供 : 噴射直後は入室しない
- 妊婦 : 同上
- アレルギー体質の方 : 薬剤に触れない・吸い込まない
- 犬・ネコ・インコ : 直接かからないようにする
- 昆虫・両生類・爬虫類 : 散布する部屋から出し30分後十分に喚起してから戻す
実際に使ってみた感想ですが、1プッシュしてから5秒間隔を開けないと十分な量の噴霧ができないため、6畳の部屋の場合は15秒とどまることになります。
ですから、100%吸い込まないとは言い切れないので、妊婦の方やアレルギー持ちの方は家族にお願いする、保哺乳類や鳥類などのペットも違う部屋に移動させるなどするとより安心です。
ゴキブリムエンダーを使ってみた
ここからは、実際に使ってみたときの様子とその結果を書きますね!
状況としては、前日の夜にリビングに特大のクロゴキブリ一匹がリビングに出て、その後駆除に失敗したので翌日にゴキブリムエンダーを使ってみたという感じです。
まずは、家中の窓という窓を全て締めます。
準備ができたら、部屋の中央から四方に向かって斜め上にゴキブリムエンダーを噴射します。
ちなみに、ゴキブリが出た人部屋だけに噴射すると、ゴキブリが他の部屋に逃げてしまうらしいので、全部屋はもちろん、浴室やトイレ、玄関や廊下などにも噴射しました。(押入れや天袋などは全て開けっ放しにしました)
30分のタイマーをセットして待機したのですが、無事にゴキブリを退治できるのが楽しみなのと同時に、ゴキブリの死骸を目にしたくないという複雑な心境でしたね・・・
さて、肝心の結果ですが・・・
ゴミ箱周辺にも
冷蔵庫周辺にもクロゴキブリの死骸は見つかりませんでした。
このあと、全部屋チェックしたのですが、1匹たりともゴキブリの死骸はありません。
死骸が無ければゴキブリ屋敷でないことが証明されたと喜んでいたのですが…
後日クロゴキブリの赤ちゃんが大量に駆除されていました💦
ゴキブリムエンダーの効き目は凄かった!
そのときの様子は以下の記事にまとめました。(駆除されたゴキブリの画像があるので閲覧注意)
使ってみて分かったゴキブリムエンダーのメリット・デメリット
ゴキブリムエンダーを実際に使ってみて分かったメリット・デメリットは以下の通りです!
ゴキブリムエンダーのメリット
- 使い方が簡単
- バルサンと違って、散布する際の手間がない
- ゴキブリ以外の虫にも効き目がある
- 人や哺乳類系のペットへの悪影響がない
- 散布してからの密閉時間が短い
- ゴキブリが目に見える場所に出てきて死ぬので確認できる
- 屋根裏や床下にも散布しやすい
① 使い方が簡単
上記はKINCHOのHPに記載されているゴキブリムエンダーの使い方なのですが、部屋の広さに合わせて1回~数回プッシュして散布するだけです。
類似商品のバルサンと比べても「サッと使える手軽さ」は圧倒的です!
② バルサンと違って、散布する際の手間がない
類似商品のバルサンを使う場合、「デレビやパソコンなどの精密機器、食品や食器、火災報知器などをビニールで覆う」必要があります。(冷蔵庫の中の食品も袋に詰めないと隙間から煙が入り込んで薬剤が付着することもあります)
また、散布後は1時間以上の換気と、床など薬剤が付着した部分の拭き掃除が必要です。
一方、ゴキブリムエンダーは、精密機器や食品などを覆う必要も無ければ、散布後の拭き掃除などの必要もありません!
但し、1周間以内に再散布する場合は噴射前に部屋の掃除をする、長期間締め切った光が全く入らないような部屋で使用しないなどの使用上の注意点はあります。
③ ゴキブリ以外の虫にも効き目がある
ゴキブリムエンダーの有効成分は、ゴキブリだけでなく蚊成虫・ハエ成虫・トコジラミ(ナンキンムシ)の駆除もできるので、蚊やハエ専用の散布タイプの殺虫剤を別途購入する必要はありません!
④ 人や哺乳類系のペットへの悪影響がない
ゴキブリムエンダーは犬やネコなどのペットがいる部屋でも、直接かからなければ使用しても問題ないとKINCHOのHPに記載されています。
デメリットのところでも説明しますが、昆虫類、両生類、爬虫類はNGのようですので、うさぎ、ハムスターなどの哺乳類、インコなどの鳥類は大丈夫そうですが、小動物は心配なので散布後換気するまでは避難させておくほうが安心だと思います。
また、妊婦さんや小さいお子さんがいる家庭で使用しても問題ないようですが、噴射中は噴射する人以外の入室をさけることや噴射直後に小さい子供の入室はしないように、また、アレルギー体質の人が薬剤に触れたり吸い込まないように注意するべきだとKINCHOのHPに記載があるので、買い物に行く前などに散布するなどしたほうがいいでしょう。
⑤ 散布してからの密閉時間が短い
類似品のバルサンの場合、煙が出始めてから2~3時間は部屋を密閉しておく必要があるだけでなく、その間部屋にいることはできません。
また、散布後は1時間以上の換気が必要ですので、事前準備や後処理も入れると最低でも半日がかりになってしまいます。
その点、ゴキブリムエンダーは、散布後たったの30分間の密閉でOKですので、ちょっと買い物に行く間の時間など日常生活に大きな影響が無く使えるのは大きなメリットです!
⑥ ゴキブリが目に見える場所に出てきて死ぬので確認できる
ゴキブリムエンダーのメリットの最後は、ゴキブリが目に見える場所に出てきて死ぬという点です。
逆に1匹も死骸がなければ、ゴキブリがいないという証拠になるので、どちらにしてもメリットですね!
⑦ 屋根裏や床下にも散布しやすい
ご存知の通り、ゴキブリは部屋だけでなく「屋根裏」や「床下」にも潜んでいます。
ただ、屋根裏に上ったり、床下に潜るのは大変ですし、バルサンを設置するのも大変な作業になりますよね。
その点、ゴキブリムエンダーであれば、押入れの上の天袋の天板をはずしたり床下収納などから薬剤を散布できるので圧倒的に便利です!
ゴキブリムエンダーのデメリット
- ゴキブリが出ないような予防効果はない
- ゴキブリの死骸を処理する必要がある
- 価格が高い
- 昆虫類、両生類、爬虫類などのペットに害がある
① ゴキブリが出ないような予防効果はない
ゴキブリムエンダーは、ゴキブリ駆除を目的としていますので、予防効果はありません。
ですので、予防が目的の方は以下のような商品を使うほうがいいでしょう!
② ゴキブリの死骸を処理する必要がある
ゴキブリムエンダーを使うと、薬剤に反応したゴキブリは広いところに出てきますので、ゴキブリの死骸を目にすることになりますし処理する必要があります。
ですので、「出来るだけ目にしないで退治したい」というのであれば、水を求めて屋外や下水に出ていってしまうホウ酸団子系のものを使うといいでしょう!
③ 価格が高い
ゴキブリムエンダーは40プッシュ用で約1760円代からと、決して安い金額とは言えません。
但し、これを見てください!
バルサンなどのくん煙剤との比較ですが、40プッシュのスプレー缶1本で、くん煙剤の10個分に相当するようです。
ですから、引っ越しや夏のシーズン前などに家中のゴキブリを一層したいという目的の方にとっては経済的でしょう。
④ 昆虫類、両生類、爬虫類などのペットに害がある
ゴキブリムエンダーは、昆虫、両生類、爬虫類などのペットには害がありますので、散布後十分に換気するまでは違う部屋や外に移動させるなどする手間があります。
ただ、これに関してはバルサンなどの殺虫剤でも同じことが言えますので、ゴキブリムエンダーだけのデメリットではありません。
ゴキブリムエンダーの評価
ゴキブリムエンダーを使ってみた上での評価ですが、非常に使い勝手が良いので「これなら定期的に使おう!」と思える商品でした。
繰り返しになりますが、バルサンのように煙がでないので、散布前後の準備が必要ありませんし、人やペット(哺乳類)に害が無い点も安心です。
しかも、押入れやお風呂場はもちろん、エアコンや冷蔵庫、食器棚などの家具の裏などに潜んでいるゴキブリにも効果があるなんて最高ですよね!
※ 自宅が広い方や大量にゴキブリが発生して繰り返し駆除したい方は「まとめ買い」するとコスパが良くなります。
ゴキブリムエンダーの効果が知りたい方は、実際に使ってゴキブリが駆除されたときのことを別記事にしましたので、そちらも参考にしてみてください。