
デイトレードしやすい環境を作るためにPC+2モニターの3画面環境を実費10278円で作ってみました!
約1万円というコスパの良さでこのデイトレ環境を作れたのは、もともと持っているPC(サーフェスプロ5)とディスプレイ、テレビなど使い、新たに購入するのを「分配器」と「ケーブル2本」だけに絞ったからです。
「何を購入したか」「接続手順」などをまとめましたので、PCに複数のモニターを接続したい方は参考にしてみてください!
もくじ
PC1台+モニター2台のデイトレ環境を作るのに必要なもの
PC1台とモニター2台のデイト環境を作るのに必要なものは以下の通りです。
- PC(サーフェスプロ5)
- モニター(IO-DATE)
- テレビ
- DisplayPort分配器:7480円
- DispleyPort to HDMI 変換ケーブル:1399×2=2798円
私はサーフェスプロ5というモバイルノートPCとIO-DATEのモニターを持っていたのと、HDMI端子がついている自宅のテレビを使いました。
ですから、新たに購入したものは「DisplayPort分配器」と「DispleyPort to HDMI 変換ケーブル2本」だけ。
これで、PC1台とモニター2台のデイト環境を作れるならコスパが良いですよね!
「分配器」や「変換ケーブル」はAmazonや楽天などで出来るだけ安く購入するのもポイントです。
購入した「分配器」と「変換ケーブル」
分配器や変換ケーブルを使ったことが無い方もいると思いますので、それぞれどんなものか実際の写真をお見せして解説します。
「説明は必要ない」という方は、ここは飛ばして次の「接続手順」に進んでください!
DisplayPort分配器
DisplayPort分配器は、PCの画面を2つのモニターに反映させるための機械です。
私は楽天のヘビーユーザーなので、この分配器も楽天で購入しました!
「分配器本体」「アダプター」の2点に「取扱説明書」がついてきます。
本体の大きさはW67×D65×H24mm(外のカバーも含めたサイズ)とコンパクト。
DisplayPort分配器本体には「DisplayPortメス×2」の出力用端子があり、これを使って外部モニターと接続します。
本体から出ているケーブルは「MiniDisplayPortオス」の端子になっているので、これでサーフェスプロ5と接続します。
あとは、本体の電源供給用のアダプターが付いているだけ。
ケーブルを差し込んで電源をオンにするだけなので、難しいセッティングなどはありません。
念のため仕様も載せておきます!
サイズ | W67×D65×H24mm(カバー付き本体サイズ) W63×D61×H20mm(本体のみ) |
重量 | 約87g(カバー含む) |
インターフェース | 入力用/Mini DisplayPort オス×1 出力用/DisplayPort メス×2 |
最大解像度 | 4K2K(3840×2160) |
主な対応解像度 | 3840×2160@30Hz (4:4:4) 1920×1200@60Hz 1920×1080@60Hz |
データレート(最大 | 5.4Gbps per lane ■入力DDC信号:5V |
HDCP | HDCP 1.3対応 |
DP規格 | DisplayPort 1.2a |
消費電力 | 2W |
環境条件 | (結露なきこと):動作時温度/0~50℃ 動作時温度/0~50℃ |
材質 | アルミ(本体)、シリコン(カバー) |
付属品 | シリコンカバー、ACアダプタ(DC5V/2A) |
生産地 | 中国 |
保証期間 | ご購入日より6ヶ月 |
取扱説明書 | あり |
対応機器 | Mini DisplayPort出力端子を標準搭載しているパソコン ※MacBook Pro 2016、MacBook 12-inch,2016/2015(USB Type-C搭載モデル)には、対応しておりません。 (変換アダプタを経由しても接続できません)※Mini DisplayPortを標準搭載するMacBookではSSTモードでの使用のみ可能です。 |
唯一気を付けるべき点は、「PCの端子と分配器の端子が合うものを購入する」ということ。
例えば、私が使っているサーフェスシリーズも全てがMiniDisplayPort出力端子ではありません。
PCの取り扱い説明書を見たり「PC名 + 出力端子」とググるなどすれば簡単に分かりますので、必ず調べて間違わないようにしましょう!
DispleyPort to HDMI 変換ケーブル
DispleyPort to HDMI 変換ケーブルは、分配器とモニターを接続するためのケーブルです。
これも楽天で購入しました。
DispleyPort to HDMI 変換ケーブルはその名の通り「ケーブル」です。
HDMI端子側
DispleyPort側
このケーブルは「HDMI端子(オス)」と「DispleyPort(オス)」の端子になっていますので、分配器やモニターの接続端子に差し込んで使います。
注意点は分配器と同じで、分配器やモニターの接続端子と合うものを購入することだけです!
接続方法(手順)
ここからは、PCとモニター2台を購入した分配器とケーブルを使って接続する方法(手順)を分かりやすく解説します!
分配器の説明書にイマージしやすい図があったので載せておきますね!
① PCとDisplayPort分配器を接続する
PCの出力端子にDisplayPort分配器の入力タンスを差し込んで接続してください。
写真は、サーフェスプロ5の出力端子にDisplayPort分配器の入力端子を差し込んだところです。(共にMiniDisplayPort端子)
② DisplayPort分配器にアダプターを接続する
本体とコンセントにアダプターを接続します。
③ DisplayPort to HDMIケーブルの端子をDisplayPort分配器の端子に差し込む
写真のようにDisplayPort分配器の端子にDispleyPort to HDMI 変換ケーブルの端子を接続します。
差し込む端子はDispleyPort to HDMI 変換ケーブルのこちら側です。
上下左右が非対称の端子ですので、差し込むときに端子の方向が逆にならないように気を付けましょう!
④ DisplayPort to HDMIケーブルをモニターの端子と接続する
上の写真がもともと自宅にあったテレビのHDMI端子にDispleyPort to HDMI 変換ケーブルの端子を差し込んだところ、下の写真が元も使っていたIO-DATEのモニターのHDMI端子にDispleyPort to HDMI 変換ケーブルの端子を差し込んだところです。
この台形のような形がHDMI端子なのですが、上下非対称なので差し込むときに方向を間違えないように気を付けましょう!
⑤ DisplayPort分配器を電源オンにする
全ての接続が終わったら、分配器の電源をオンにすれば接続完了です。
あとは、こんな感じに配線が多くなってしまうので、長さが余った配線を巻いてスッキリさせるなどしてください。(写真は配線をすっきりさせる途中の段階)
モニターが使えるようにするための手順(PCでのセッティング)
接続が終わったら、モニターにPCの画像を反映させるためのセッティングになります。
これも実際のスクショ画像を使って解説します!
簡単ですので安心してください。
① ディスプレイの設定を選択
PCの画面上(デスクトップ)で右クリックすると小窓が開くので「ディスプレイの設定」をクリックして選択します。
② 画面配置を決める
①がPC画面、あとは接続したモニターの数だけ②・③のように表示されますので、②と③を好きな位置に動かして画面設定してください。
ちなみに、直感的に分かりやすいように「PCとモニターの位置」に合わせてディスプレイの配置を設定すると使いやすいですよ!
③ マルチディスプレイ設定を「拡張」にする
ディスプレイ設定画面を下にスクロールすると「マルチディスプレイ」という設定があるので「拡張」に設定してください。
ちなみに、「複製」の場合は「PCと同じ画像がモニターに表示」されます。
完成したPC1台+モニター2台のデイトレ環境
DisplayPort分配器とDispleyPort to HDMI 変換ケーブルを使って作った、デイトレ環境はこんな感じです!
良い感じでしょ♪
この環境がたったの10278円でつくれたのですからコスパ最強ですよね!!
ただ、「モニターを持っていない」という方や「テレビは家族で共有して使っているのでモニターに出来ないという方は「整備品」を購入することで激安でモニターも揃えらえるので、Amazonや楽天などで探してみてくださいね。
特に、Dellの整備品の縦横回転型のモニターは激安です。
今後モニター買うときは絶対にこれ買いますね(笑)