
浴室のドアのゴムパッキンがカビが除去できない、ゴムが硬化して角の部分が外れてしまっているというお悩みはありませんか?
そういう場合は、業者を呼んでお風呂の扉のゴムパッキン交換やコーキングをしてもらうのではなくDIYでやるとコスパ最強です。
費用や手順、ちょっとしたコツなどを実際にやってみたときの写真をお見せしながら解説します!
浴室ドアのゴムパキン交換にかかる費用
浴室ドアのゴムパキン交換をDIYする費用は、交換する際に使う後付ビート(ゴムパッキン)の購入代だけです。
ちなみに、私は楽天ポイントを使って「後付けビート トステム用 クリアランス(隙間)5mm用 シャイングレー/ブラック/ホワイト【1m単位販売】」というのを10m購入しました。
後付ビートの単価は73円/mしかしませんので10mで730円と激安だったのですが、送料が700円(神奈川県の場合)だったので、合計で1430円でした。
DIYで浴室ドアのゴムパッキン交換をすれば費用はこれだけしかかかりません。(テスト用に後付けビートを購入する場合は、その費用もかかります)
ただ、送料がもったいないことは確かですので、他の場所(窓ガラスなど)のゴムパッキンも必要なら同時購入すると同じ送料ですのでコスパが更に良くなります。
浴室のゴムパッキン交換に必要なモノ
浴室ドアのゴムパッキン交換に必要なモノは以下のとおりです。
- 後付ビート(交換用のゴムパッキン)
- ハサミ
- ワンタッチローラー
ちなみに、3つ目のワンタッチローラーが無くてもゴムパッキン交換はできますが、使うと楽です♪
浴室ドアのゴムパッキン交換の準備
浴室ドアのゴムパッキン交換の準備で大切なのが、必要な後付ビート(ゴムパッキン)の長さを計測することです。
今回、ゴムパッキンを交換した浴室ドアはこれですが、4枚のアクリル板がありますので、その4辺の長さを正確に計測してください。
字が汚くてすみません(笑)
ここで、めちゃくちゃ大事なことを言っておきますが、交換用のゴムパキンの長さは計測した長さピッタリではダメです!
ジャストサイズの場合、無駄が出た場合に長さが足りなくなる可能性がありますからね。
ですから、上図を見れば分かる通り、実際の計測値は924cmなのに対し、10m注文したわけです。(もちろん、注文の単位が1m単位という事情もあります)
あと、後付ビートの厚さですが、これを正確に測るのはなかなか難しです。
ですので、1mの最低単位で何種類かのサイズを購入して、実際にサッシとアクリル板の間に差し込んでテストすることをおすすめします。
浴室ドアのゴムパッキン交換の手順
さて、いよいよここからは浴室ドアのゴムパッキン交換の手順について解説します!
いきなり注意点があるのですが、ゴムパッキンをちょうどいい長さに切って作業するのはやめましょう。
10mの長さの後付ビート(ゴムパッキン)を切らずに交換するとなると、最初の方は後付ビートの長さにイライラしますが、「無駄が出て長さが足りなくなる」という最悪の事態を避けるにはしょうがありません。
交換の仕方は簡単です。
上記のように角が外れてしまっているところから、ゴムパッキンを引っ張るように外していきます。
カビだらけで硬化したゴムパッキンは、サッシとアクリル板の間から思っている以上に簡単に外れます。
ただ、ここで注意点というかコツがあります!
古いゴムパッキンを全部撤去してしまうと、アクリル板が不安定になり後付ビートを差し込んで固定するのが難しくなりますので、古いコムパッキンを外しながら後付ビートを差し込んでいくようにしてください。
※ アクリル板やサッシの溝などを掃除したい場合も古いゴムパッキンの全撤去はおすすめしません。やりづらいですが掃除も並行して行ってください。
さて、2つ目のコツですが、ゴムパッキンを差し込むときに角の部分はしっかりと押し込むようにしてください。
しっかりと押し込んでおかないと、ゴムパッキンが外れてくる原因になります。
上図では、ワンタッチローラーの尖った方を使って角の部分に後付ビートを押し込んでいますが、ワンタッチローラーがなければマイナスドライバーなどを代用するといいでしょう。(ただ、必要以上に力を入れてゴムが切れないように注意してください)
こんな感じで古いゴムパッキンを外しながら後付ビートを差し込んでいくのですが、一番最後にゴムを切るときにコツがあります!
上記のように、接続部分をジャストの長さで切ってはいけません!
ゴムパッキンの接続部分は、接着剤やボンドで接着するわけではないので、出来る限り隙間を無くす必要があるのですが、ジャストの長さでカットすると隙間ができてしまう可能性がありからです。
ですから、上図くらい長めでも問題ありません。
この程度であれば、ググッと押し込めばサッシの間にきれいに差し込めますし、接続部分の隙間も限りなく無くなるからです。
そして、最後の仕上げとして差し込んだ後付ビートを手やローラーなどを使って再度押し込みましょう!
サッシとアクリル板の奥までしっかりと押し込んでおかないと、アクリル板がしっかりと固定されないだけでなく、隙間から浴室の湿気が脱衣所などに漏れ出すからです。
この作業のときにワンタッチローラーがあると楽に作業できますよ!
浴室ドアのゴムパッキン交換をDIYでしてみた感想
今回、始めて浴室ドアのゴムパッキン交換をDIYしてみましたが、こんなに綺麗になる割には作業も簡単で高コスパだったので、「やってよかった」と感じました。
また、このゴムパッキンの交換作業は、網戸の交換(網戸もゴムパッキンが使われている)や窓ガラスのゴムパッキンの交換作業と似ていますので、DIYの幅が広がるのもメリットですね!
ゴムパッキンは消耗品ですので、交換する度に業者に依頼するのと自分でDIYするのとでは、大きなコスパの差を生みます。
是非、浴室ドアのゴムパッキンのカビや劣化が気になっている方は、コスパ最強のDIYにチャレンジしてみてください!